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丸山敬太の徒然なるままに vol.20

2023年04月28日

丸山敬太の徒然なるままに vol.20

初夏の匂い

 

まだまだ夜になると肌寒かったりして、油断していると風邪をひいてしまいそうになるのだけれど、昼間はすっかり夏みたいな日差しだったりする。

あっと言う間に四月も終わりに、、、、。

なんとゴールデンウィークである。

なんだか何処か現実的じゃなくて、まったくついていけていない自分がいる。

年をとったせいなのか、どうなのか検証する術もないのだけど、まったくもって、一日が終わってしまうのが早い。

今年は桜にはじまって、季節が生き急いでいるように、藤も芍薬も杜若も、そして茉莉花も全部、早い。

うっかり見頃を外してしまうというのもあるけど、数年前では考えられないような花達の咲合わせも見られてなんとも不思議でまるで北国の春みたい。(知らんけどw)ここのところ、色んなことが重なって、心も身体も忙しいのだけれど、数ヶ月前とはあきらかに何か違うエネルギーを感じている。

同じような事、同じような日々を繰り返しているような気がする日々だけれど、あきらかに何かが違う。

 

夜道を散歩しながら、香ってくる茉莉花と濃い緑の匂いに、深く息を吸えば、自然と吐く息も深くなる。

 

そんな当たり前のことに気付いて、なんだか可笑しくなる。

 

そんな四月の終わり。

夜道

茉莉花の香り

夏の気配忘れたい記憶

遠くから聴こえる音楽

夢のごとし。